9/28追記~
これからですます調の書き方をやめて、本人の日記をイメージして書いてみます。
よりメモ書きみたいになるかも・・・
わかめの日⑰
早速私はわかめの資料を見せてもらうことにした。イサトさんは「そうだったね」と手を打ち、ガラスの扉がついている本棚を開けて「これと・・・これもか・・・」と言って、
ふんふんと頷きながら本棚のファイルを探り、いくつか取り出して見せてくれた。
ワカメのアップの写真、全体を広げた写真、茹でているところと、茹で上がったワカメ。色々あって嬉しい。
私は写真を夢中で見ていたんだけど、かめくんは部屋の様々なものに興味があるみたいだった。壁に干されたワカメ、植物、本棚の本、壁の材質にまで「なんかこの壁、質感と色がいいですね」何て言っている。もしかしたら時間を持て余しそうな気分になっているのかな?すこしそわそわしているようにも見える。
イサトさんはマイペースで何も気にしていないように見えた。
ぼんやり椅子に座ってテーブルに肘をついていたかと思えば、私を見てにっこり笑ったり(やっぱり目じりのしわがいい感じ)、ふと「ああ、そうだ」といって立ち上がり、
本棚の本を取り出して立ったまま読んでいたり・・・
まぁいいや気にしないでおこう・・・と思ってもう一度わかめの資料に目をやる私。
するとかめくんが沈黙に耐えられなくなったのか、それともどうしても気になることがあるのか「あの・・・」と小さな声で言った。
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