すると店長さんは「いいですよ」と 、割とあっさり私たちと社長さんが会えるように手配してくれました。
ただ、手配と言っても今日はわかめの製造工場が休みの日なんだそうで、そんな日はいつも社長さんは、決まって携帯電話も持たずに海岸を散歩するのだそうです。
それなのでと、店長さんはメモ用紙にさらさらとペンで何かメッセージを書き、ちぎってそれを小さく折りたたむと、これを社長さんに渡してくださいと言って私たちに預けられました。
そしてさらに、社長さんの主な特徴を教えて下さいました。
社長さんの特徴は、背がひょろっと高く髪の毛は少し白髪交じりで、笑うと目尻にしわが寄り、すごく素敵な笑顔をしているんだそう。
それでわかるのかな?と私たちは不安になったんですが 、店長さんは、
「本当に なんか独特の雰囲気がある人だから 絶対分かると思います。」
と言いました。
きっとわかるという店長さんの言葉を励みに、私たちも山を下り海岸までかなり遠いですが、歩いて社長さんを探しに行こうということになりました。
2017年6月8日木曜日
2017年6月7日水曜日
わかめの日⑦
店長さんが教えてくれた話はこうです。
つまり「あの人」とは 、加工品店に仕入れている 乾燥わかめの仕入先の会社の社長さんとのこと。
なんでも、とても変わっていてユニークな人なんだそうです。
でも、わかめに対する愛情はそれはそれは人一倍で、
掲示板にそんなことを書くのはおそらくあの人ではないのか?との事。
~わかめに対する愛情 ~ 何故かその店長さんの言葉を聞いた時に、
頭にぱっと閃光が走ったように作品のアイデアがよぎり、何故か無性に作品作りがしたくなりました。
話を聞いてそのままかもしれないけれど、わかめのデザインの指輪。
そんな感じのイメージが浮かびました。
そのことも含めそして、 そもそも私たちは、
いいえ私はあのにっくきイベントに苦しめられた身として(笑)、
「わかめの日」と、掲示板に書いてある謎についても調べなければいけないので 、
「是非ともそのわかめの社長さんに会わせて下さい」と、店長さんにお願いしました。
つまり「あの人」とは 、加工品店に仕入れている 乾燥わかめの仕入先の会社の社長さんとのこと。
なんでも、とても変わっていてユニークな人なんだそうです。
でも、わかめに対する愛情はそれはそれは人一倍で、
掲示板にそんなことを書くのはおそらくあの人ではないのか?との事。
~わかめに対する愛情 ~ 何故かその店長さんの言葉を聞いた時に、
頭にぱっと閃光が走ったように作品のアイデアがよぎり、何故か無性に作品作りがしたくなりました。
話を聞いてそのままかもしれないけれど、わかめのデザインの指輪。
そんな感じのイメージが浮かびました。
そのことも含めそして、 そもそも私たちは、
いいえ私はあのにっくきイベントに苦しめられた身として(笑)、
「わかめの日」と、掲示板に書いてある謎についても調べなければいけないので 、
「是非ともそのわかめの社長さんに会わせて下さい」と、店長さんにお願いしました。
2017年6月6日火曜日
わかめの日⑥
さて前回の続き、投函箱の話でしたよね。
そうなんです!組合長さんと私以外、誰ももうこのイベントに参加していなかったということなんです!何という事・・・
しかも、投函箱なんてあってもなくても同じこと。
もし誰かが良いアイデアを提案したとしても、なんだかんだとごねて結局組合長さんのアイデアを採用するそうなんです。知らなかった・・・
とんだ「厳正なる審査」です!
加工品店のお店の中で、私はただひたすらに落ち込んでしまいました。
だって自分が情けないじゃないですか、ああでもないこうでもないと言ってkameくんに迷惑をかけ、あげく一生懸命やっていたのは私と組合長さんだけだったなんて・・・
そんなこんなで、加工品店でぐったり落ち込んでいると、
最初は笑っていた店長さんがさすがに心配してくださって
「大丈夫ですか?」と焦りだしました。
私は「大丈夫です」と笑顔で答えたつもりだったのですが、
顔が引きつって笑えていない状態でした。
そして、きまり悪そうに店長さんは
「その唯一最後まで投函箱にアイデアを入れ続けていた人ってもしかして君かい?」
といったので、わたしは恥ずかしさやら落ち込みやら、もう自分の感情が訳が分からない状態で泣きそうになりました。
見るに見かねてkameくんが、
「まぁちょっとムキになってやっちゃった所もあるのかな?ははは」と、
フォローなのか何なのかよくわからない、まぁ一応のフォローをしてくれました。
「そっかー・・・」と店長さん、気まずそうに頭を掻いたりしながら何と言ったらいいのか分からない困った様子だったので、私もいつまでも落ち込んでばかりはいられないと気を取り直し、そもそもこのお店を訪れた本題、例の掲示板に書いてあった「わかめの日」の謎について話しました。
私たちが、これはどうも組合長さんが書いたものではない気がするというと、
店長さんは、ぱっと表情が明るくなり、
「あぁ、それならきっとそれを書いたのはあの人じゃないかな、うん、あの人しか思い浮かばない」と笑いを噛みしめながら言いました。
kameくんと私は同時に「あの人?」と店長さんに聞いてしまいました。
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